ずーっとずーっと行きたいと思いつつ、いつも予約満席で振られていたこちら。
男の粋さんに予約をしていただき、ようやく来訪することができました。
六本木7丁目に移って、席数も若干増えた様子。
コースはなくなり、アラカルトのみになりました。
オープンキッチンで中村シェフが腕をふるっており、客席にまでライブ感が伝わる。
この日は4人だったので、アラカルトでも色々注文できるのが嬉しい。
肉料理が得意な中村シェフ、ここはメインをがっつりいきたいねということで、前菜は3品と抑えめ。
「アジのマリネサラダ仕立て」
さっぱりとして食事の始まりにはぴったり。
ただ、他の料理に比べるとややCPは低めかな。
「ホワイトアスパラ カルボナーラ風」
食べやすくカットされたアスパラに、卵のソースがまとう。
期待通りの味で、おいしい。そら豆も入って春らしい雰囲気。
「牛ホホ肉とレンズ豆の焼テリーヌ」
想像よりも肉々しい食べ応え。テリーヌというよりはゼリー寄せのような、肉をゼラチン質でそのまま固めた感じ。
レンズ豆の使い方が面白く、独創的な一品。
「カニとポロ葱の手打ちパスタ」
カニとポロ葱のソースに、イカスミを練りこんだロングパスタ。
キタッラよりもやや細めなのに、しっかりとしたコシ。
「本日のラグー」は、ほうれん草を練りこんだガルガネッリで。
重すぎないラグーソースが、ガルガネッリにからんでおいしい。
ショートパスタは、つまみ感覚で食べられるのもいいですね。
メインはとりあえず2品。
「岩中豚のルスティンネッガ」
ルスティンネッカってどんな料理だろう…と一同の興味を最も惹いた料理。
ローストした後、じゃが芋と一緒に軽く煮込んであるそうですが、見た目よりも重たくないのが不思議!
柔らかくジューシーで、とろけるようなやさしい口当たり。
二人でもぺろっといけちゃいそう。これは一同大ヒット。
「仔羊のカツレツ」。骨付きが2個、どーんと登場。4人でちょうどいいボリューム。
薄めの衣がサクサクで美味。
「焼きプリン&紅茶のジェラート」と、「ヘーゼルナッツとリコッタチーズの焼きケーキ」を2個ずつ。
素朴ながら繊細な味わいで、最後までおいしくいただけました。
そして、こちらの素晴らしい点は、何といっても居心地のよさ。
調理場は、シェフとスタッフ計3名でこなしていると思われるのですが、皿出しのタイミングなど完璧。
つねに熱々の料理が運ばれるのは、当たり前だけど難しいこと。
マダムのさばさばしたサービスも、非常に好感が持てます。
気持ちよく食事ができるって、大事なことですよね。
ぜひまた再訪したいお店です。
本日もランキングお願いします。
http://blog.with2.net/link.php?564309